地下構造物防水(常温塗膜式) 工法の概要
高分子改質アスファルトを非常に小さい微粒子形態で水煮分散(乳化)させた1液型常温式防水材で、地下構造物の内壁・外壁のコンクリートスラブの表面に塗布してから防水保護材を付着して防水層を保護する非露出塗膜式防水工法である。
施工時の毒性がなく、臭いがしないのみならず、構造物の表面との接着力が優れ、構造物の表面に付着して強化されると水分や湿気を通過させない完璧な防水効果を示す。
施工時の毒性がなく、臭いがしないのみならず、構造物の表面との接着力が優れ、構造物の表面に付着して強化されると水分や湿気を通過させない完璧な防水効果を示す。
工法の特徴
- 高分子改質系水溶性塗膜防水材
- 常温式1液型で、作業性に優れている。
- 継ぎ目のない一体化した防水層の形成
- 構造物の温度変化に伴う収縮/膨張による亀裂追従性が優れている。
- 高い接着性によりすべり現象がない。
- 反復荷重、振動、衝撃に強い。
- 地面の形状と関係なく設置可能
- 密閉空間での使用可能
- 環境にやさしい製品
施工断面図
壁体詳細図
上部+壁体詳細図
施工順序
- 上部および下部 : 打設コンクリート → 基礎面の整理と掃除 → 防水材塗布→防水層保護材(保護モルタル)
- 壁体 : 基礎面の整理と掃除 → コーナー1次補強(バインダーシール)→ コーナー2次補強(ブラックジャケット)→ 防水材塗布 → 防水層保護材 → 埋設