Pot-Hole 工法の概要
既存のアスコン舗装のPot‐Holeの緊急修繕は、雨期や解氷期などに最も多く発生します。このようなことから、Pot-Holeの発生は水分によるアスファルト混合剤の損傷が直・間接的な原因だということがわかります。既存のPot-Holeの補修作業は、Pot-Holeの発生地域に雨水が流入する雨期には効果的な修繕が難しく、簡易補修という形で耐久性が予測できないという点がありました。しかし、破損部位に雨水が流入したり、湿潤状態だったとしても施工が可能な当社のポットホール製品は、骨材とシーラントの混合により、収縮、膨張の機能が優れており、季節ごとの温度変化に対する適応性のみならず、移動する車両の接地圧以上の接着力を有しており、雨天時や降雪時にも脱落現象が発生しないという長所があります。
締固め工法(Tamp type)
異物および湿気を除去した後に乾燥と同時に締固めをする工法で、施工速度が速く、低コストの工事です。
カッティング工法(Cutting type)
破損部位が一定規模以上で締固め工法では施工が不適切な場合の施工法です。道路の機能および美観を最大限維持し、破損部位を修繕することができるという長所があります。特に、梅雨の時期や解氷期に頻繁に発生する橋梁上部のポットホール(pot-hole)の修繕に最適な工法です。破損部位をカッティングして異物と湿気を取り除いた後に、RSまたはCR-APを敷設・締固めてから上部の仕上げコーティング(Closing coating)を行います。